川俣地区とは?【県はどこ?】
栃木県日光市
旧栗山村の山奥にある地区です。
山も雪もとっても深い地域なので、市街地まで種を買いに行くことが容易ではなかったそうです。
そこで、このような高冷地でも自家採種できる『川俣菜』が残ったと言われています。
また、狩猟も昔から盛んであり、鹿肉と川俣菜を味噌で煮た『干葉汁』は、昔からの伝統食として、今なお食べられています。
なお『干葉』とは、川俣菜を干したもので、乾燥させて保存し、野菜が不足する冬季の貴重な食料として、昔から食べられています。
今では交通網が発達し、他の美味しい野菜の種もたくさん手に入れられるようになり、年々栽培する人は少なくなってきています。
ですが、川俣の猟師さんを中心に、今なお愛されている野菜でもあります。