川俣地区の伝統食 干葉汁(ひばじる)の作り方
川俣菜の地元、川俣地区では
秋に採れた菜っ葉を干して「干葉(ひば)」にし、冬の保存食にします。
干葉は、野菜が不足する冬季の野菜として、お湯で戻して汁物に使います。
特に獣の肉との相性が良いので、鹿肉と手作り味噌で煮込む
”干葉汁”にして食べられます。熊肉でも美味しいですよ。
作り方を簡単に説明すると、脂が多い鹿肉をひと口サイズに切り、柔らかくなるまで煮込みます。だいたい半日は煮込むそうです。
そこへ、湯で戻して柔らかくし、切り刻んだ干葉と、手作り味噌を入れ、軽く煮込んだら完成です。
見た目とは裏腹に、寒い冬に食べると、意外とイケるんですよね。これが。
猟師飯として、地元川俣猟師の間でよく食べられる干葉汁。
日光市栗山でしか手にはいらない食材ばかりで作られるので
なかなか食べれる機会もないですが・・・
ぜひ作ってみてください・・・