干葉の食べ方(戻し方)
干した川俣菜は、長期保存が可能になるだけでなく、野菜の旨味がぎゅっと増えるので、より美味しく食べられます。
川俣地区でよく食べられる干葉汁では、干葉があれば出汁がいらないと言われているほど。
また、干すことで栄養価もUPするので、栄養学的にも優秀な食材です。
その干葉の食べ方ですが、まずボウルに干した干葉を入れ、そこに熱湯を注ぎ込みます。
インスタントラーメンを湯で戻す感じですね。
30分ほど放置しておくと、柔らかくなってきます。固い場合は再度、熱湯を入れるか、鍋で茹で戻すと良いです。
包丁が入るほどに柔らかくなればOKです。
水で良く洗いましょう。根本などに泥がついていることがありますので、根本を切ってよく洗いましょう。
使う用途に合わせて切って、料理に使います。
川俣地区の方は、戻した干葉の水気を良く切り、1回分づつ冷凍庫に保存しておき、すぐに使えるようにしています。(昔からそうしているそうです)
戻した干葉はまだ少し固いので、汁物にする場合は早めに入れて、10分ほど煮込むと味もしみて美味しくなるそうです。
餃子などに混ぜ込む際は、湯で戻して、完全に柔らかくしてから、みじん切りにすると良いです。
私もまだ川俣菜に携わって2年ほどなので、これから干葉の調理法についても
試行錯誤していきたいと思います。
干葉のレシピも少しづつ更新していきますので、ご期待ください。