川俣菜の種の採り方①【自家採種】
GWに咲いた菜の花が咲き終わると・・・
こんな房ができまして。
割ると、中から若い種がいっぱい出てきます。
これは標高700mのところです。
宇都宮など標高低い場所では、中に種が入らない?とのお話ですが、不確か情報です。
同じ栗山地域の日向地区(標高600m付近))では、「種が実にならず、粉のようなものがいっぱい出てきた」との話もあり、もしかしたらできないかもしれません。
もし、写真のように、房に青い種が入っていたら、刈り取って、干してみましょう。
刈り取って、束にして。
物置の、風通しの良い場所に1ヶ月ほど干します。
川俣菜の種の採り方②【自家採種】に続く・・・
ちなみに川俣菜種保存会(川俣自治会有志)では、とある畑の川俣菜を刈り取り・・・
そう、種が出来るのは、地下茎(カブ)がポイント。
川俣菜を冬そのまま畑に置いておくだけでもOKですが、猿に食べられることもあるため、収穫して、土に埋めておいて。
春に再び植えると、菜の花が出てくるそうです。
川俣地区の川俣菜は、やっぱり太くて大きい。
これをひとまとめにして・・・
1ヶ月ほど軒下に吊るして、カラカラにします。
川俣地区では毎年、世帯ごとに自家採種し、栽培を行っています。
皆さん、慣れた手つきで刈り取って、種を採っています。
食と文化が残っているってすごいなぁと思うのですが、なかなか川俣地区の方には伝わらないんですよね(苦笑)