川俣菜の種の採り方②【自家採種】
1ヶ月ほど干すと、茶色に変色し、カラカラになります。
どうしても6月の梅雨時期から干すので、湿った感じになってしまいますが、
天気が良い日☀を狙って、種取りします!
今回の方法は、家庭用の、少ない量の種を採る時の方法です。
まず、乾燥した川俣菜の種をこぼさないように袋に入れます。
パリパリに乾燥していると種がかなり落ちますので注意です!
大きくて、厚みのあるゴミ袋を用意すると良いですー
袋の上から叩いて種を出す。(方言で『もゆぐ』というそうです)
袋の中に種が落ちるので、それを回収します。
房などの大きいゴミは取り除きます。
まだまだ種に水分が含んでいるので、紙の箱などに入れて、乾燥させます。
小さいゴミも取り除いていきましょう。
天気のいい日に干しあげれば、ビニール袋に入れても大丈夫です。
これを夏に蒔きます。2年ぐらいであれば発芽率も変わらないので、次の年の分も採っても大丈夫だと思います(地元の方は絶対にやりませんが・・・)
こちらの種まきシーズンは、8月です。盆前に蒔くと成長が早く、盆明けに蒔くと成長が鈍いです。早く食べたい方は暑い時期に蒔きましょう。
なお、川俣菜種保存会での種取りは、大量に採るので・・・
下にビニールシートを引いて、棒でたたきながら落とします。
大量に採れる種
このあと、篩(ふるい)にかけて房などの大きなゴミを取り除き、
同じく大きいダンボールの箱などに分けていれて、乾燥させます。
梅雨の晴れ間に、種干しを行います。
これを怠ると、種にカビが生えたりしますので、注意ですよ。
梅雨明け後、数日干しあげてから、袋付して。
種の販売を行う予定です。
販売は2021年7月末を予定しています。
Comming soon....